雄武高校3年生選択授業・生活教養・原価計算の生徒12名が地域の魅力を再発見、再確認し、新しいふるさと納税返礼品を開発してみようと《雄武高校特産品開発プロジェクト》が始まりました。
美幌町で食品開発をする【びほろ笑顔プロジェクト】の大友真佐美さんを講師に迎えて第1回目の授業です。
大友さんは冷凍食品開発事業や、食品加工技術研究などを経験し、オホーツクの農畜産業の食品開発を経て現在のびほろ笑顔プロジェクトに参加し、美幌町の食での町おこしに力を入れています。
その経験を活かしたアドバイスをもらい、高校生たちが雄武町の特産品作りに挑戦するというプロジェクトです。
大友さんからは事前に高校生たちに課題が出されていました。
雄武町の歴史、産業、昔から食べられている物、紹介したい食べ物、観光地、町の自慢、特産品提案などを盛り込んだアンケートで、家族の皆さんと話し合って記入して欲しいと出された課題でした。
授業では4班に分かれて、産業・歴史・ニーズ・デザインをリストアップしていきます。
事前アンケートではやはり海産物が主流として書かれていましたがみんなで話し合いリストアップすることで、色々な可能性が見えてきます。
「歴史・産業」がわかると「どんな町か」見えてきます。
「どんな町か」がわかると「ニーズ」が見えてきます。
「ニーズ」がわかると作る商品が見えてきます。
各班で、雄武町のものを使ってどんな商品を作りたいかをじっくりと話し合い、大友さんからのアドバイスをもらいながら「ラーメン」「スイーツ」など具体的な商品像が見えてきました。
今回、講師を務めた大友さんは「事前調査では、自分たちが食べる物だけではなく、ペットのアレルギー食を作りたいと書いた生徒さんもいました。自分たちの経験がニーズに繋がる事がわかると思います。とても良い着眼点ですよね」と驚いた事を教えてくれました。
このプロジェクトは年度内に4回開催され、次回には産業の現場見学も予定されています。
未来に繋がるプロジェクトが雄武高校でスタートしました!