銀鱗輝く《春ニシン刺網漁》

とある日「ニシン大漁だから見学に来い」とお声がけいただき大吉丸に乗船させていただきました。
出港の頃には毛蟹船やホタテ船も一斉に灯りが点き、港はとても賑やかです。
日が昇る頃に漁場に到着し、遠くにはホタテ船団も見えました。

素早くボンデンを見つけ、網を引き上げていきます。
大吉丸で使用する網は網の目が大きい分、魚体も大きなものばかりがかかります。
ニシンは朝日に照らされ虹色に輝いていました。

網を引き揚げて約1時間後には港に戻り、次は網外しの作業が待っています。
網から外されたニシンは10キロごと箱に入れられ市場へ出荷。
この日は50箱を超える漁となりました。

【オホーツクのニシンが大漁だ】との噂を聞きつけて、観光協会がいつもお世話になっているラジオパーソナリティー【とついようこ】さんが来町しニシン漁に密着してくれました。

翌週のラジオには大吉丸船長花田さんもご出演されていました。

気温も上がり、漁獲量も少しづつ落ち着きつつあるニシンですが、海鮮丸やAコープ雄夢でもまだお取り扱いがあるようです。旬の雄武産ニシンをみかけたらぜひお試しください。