できる事から始めよう【雄武高校カーボンゼロ地球温暖化防止講演】

雄武高校3年生の理科《科学と人間生活》で地球温暖化に関する理解を深め、自然科学に対する興味、関心を高めることを目的として、北海道地球温暖化防止活動推進委員の小松功さんを講師に迎えた【ゼロカーボン北海道】の授業が行われました。

授業では【ゼロカーボン】とは何かというテーマから入り、日本で起こっている様々な影響や近年の水害や雪害の様子、また2020年からのコロナウイルスによる経済活動の低下とCO2排出量の減少の比例がわかるグラフを見ながら、授業が進みました。

中でも2100年まで、ゼロカーボン対策をした場合としなかった場合の比較映像は、対策をしていない場合の燃えているような真っ赤な世界地図を全員が真剣に見入っていました。
また、南極大陸の氷が溶けた時におよぼす影響として、北海道地図の海岸線の町が水没してしまう事も予想されました。

なぜ、今ゼロカーボンなのか、身近な話題を活用しながら「再生可能なエネルギーの活用」「水道を出したままにしない」「エアコン温度の調整」「エンジンストップ」など、自分たちができること、家族にお願いできることなどを学んだ時間となりました。

授業の最後には、SDGsパネルを掲げて記念撮影。
この日は【13:気候変動に具体的な対策を】を学びました。

振り返り授業では、自分たちの感想や意見をまとめながら今から出来るカーボンゼロ対策に対して、個人、家族、地域、国でできる事をグループワークをしたそうです。
【地球温暖化】という言葉自体はよく聞きますが、どこか他人事のように思っていた部分が、今回の授業でとても身近な問題なのが理解できたようです。今ではなく、未来のために出来る事を考える授業となりました。