一瞬に力を込めて【雄武高校陸上部インターハイ出場】

雄武高校陸上部から橋本北飛さん(2年生・ハンマー投げ)工藤雄大さん(2年生・円盤投げ、槍投げ)の2名が5月開催のオホーツク支部大会、6月開催の全道大会を勝ち抜き、8月2日から札幌市で開催される《全国高校総体陸上北海道インターハイ》に出場します。

地区大会とは違うレベルの高さを楽しみ自分の可能性が見えたという橋本北飛(はしもとほくと)さん
全道大会ハンマー投げで3位入賞し、全国大会出場を決めました。
「初出場なので大きい大会のプレッシャーに負けずにいつもの実力が出せたら良いと思って、日々の練習をしています。地味ですがフォームの確認をする練習があり、体に染み込ませる事を意識しています。今は部活のない日も動画を見たり、気づくと無意識でフォーム練習をしてしまいます」

絶対優勝する!と強い意気込みで全道大会に挑み、結果は3位と5位で嬉しい反面、悔しい気持ちもあるという工藤雄大(くどうゆうだい)さん

「全国大会では予選を突破し決勝進出が目標。そのためには自己ベストを大幅に更新しなくてはいけないと思うので、日々の練習に力が入ります。当日までは怪我をしない事も特に気をつけています。チームメイトに動画撮影をしてもらって、自分のフォームを客観的に観察することを心がけています」

高校に入って体験入部で陸上の楽しさを感じたという二人。
顧問の先生から競技について決められたわけではなく、全てを試して一番自分に合っているものを選んだそうです。
普段の食事制限はなく、逆に「痩せすぎないように」意識しているのだとか。
「投げる一瞬の力が大事」と筋力トレーニングも欠かせません。

ハンマー投げの練習をする橋本北飛さん

槍投げの練習をする工藤雄大さん

顧問の石田先生も「雄武町の子どもたちは、小中学生の頃から浜の仕事を手伝っているからなのか、運動能力が優れている子が非常に多く、元々もっている能力に陸上の要素が加わって結果に出たのではないかと感じます。
彼らはまだ2年生なので、来年にどうなっているのか今からとても楽しみですね!他の部員たちもほんのわずかな差で出場を逃した子もたくさんいますが、この数年の先輩たちの全国大会出場経験が後輩に繋がり、チーム力も上がっています。来年の陸上部にも期待してもらいたいです!」と力強く語ってくれました。

自己記録を大幅更新して決勝進出を目指します!と力を込める両選手

全国高校総体陸上競技は8月2日から札幌で行われます。

応援よろしくお願いします!