昔話に花が咲く。。。町の喫茶店

11月16日と17日、雄武地域包括支援センターが主催した「町の喫茶店」は幌内、音稲府、沢木の3箇所で行われ、多くのご高齢の皆さんが参加してくれました。

冬の生活支援事業「助成券」の申請を終えてから、来場した方が会場に設置した図書館コーナーなどで本を読んだり、軽い運動として踊ったりしました。

図書館が多くの施設から地域の昔の写真を集めて、皆さんに場所と年代などを教えてもらいました。「こちらは昔通っていた小学校です」など、参加者が写真を見ながら記憶がよみがえって、色々話を聞かせてもらいました。特に千人踊りの写真を見たとたん、「ああ、懐かしい〜〜」という声は多かったです。中には面白いこともあり、昭和38年のN H K取材でのビデオに出た方は、皆さんが「これ、〇〇さんですよー」と言っても、本人は「違う!!知らん!」と否定していましたが、見れば見るほど「ああ?・・・俺だ!」と確認し、みんなが大笑いしました。

今回の目玉の一つとして雄武音頭の踊りを観光協会が作り直して、皆さんが一緒に踊りました。

包括支援センターが偶然に昔の雄武音頭のテープを見つけて、図書館が千人踊りの写真も持っていたので、聞きとりをすると、踊りに参加した方から当時のゆかたを貸してもらえて、いろいろな要素が揃ったため、雄武音頭の復活はどうかなぁと盛り上がりました。皆さんが音楽を聴けば踊りを思い出して、教えてもらうのも期待したのですが、何十年も経ったので難しいですよね。今回作った踊りは椅子に座ったまま踊れる軽い運動ですので、今後他のアクティビティーにも活用できると思っています。昔の雄武音頭・上幌内音頭・沢木音頭の踊りも組み合わせて、おうむらしい盆踊りができたら、嬉しいですね。ちょっとでもいいですので、皆さん、もし思い出したら、ぜひ教えてくださいね!

そのほか、「お名前キーホルダー」コーナーもあり、参加者にその場で作ってもらいました。自分用やお孫さんへのプレゼントをして、出来上がったものをカバン・杖・携帯などに付けました。

約2時間で集まって、話したり、踊ったり、帰る時には商工会からのたこ焼きもお土産にもらったりして、参加者は楽しい時間を過ごしました。町の喫茶店はどなたでも利用できる休憩所を開設していますので、皆さん今後もぜひお立ち寄りくださいね!