雄武町の浜のお仕事見学〜益子町交流体験の翼〜

8月1日に到着した益子町交流体験の皆さん。
益子町の小学校では夏の大人気の企画との事で、毎年抽選になるほどだそうです。
この度、「小学生時代抽選にハズレていたけれど、今回の引率で念願のオホーツク雄武町に来る事が出来ました!」という益子町役場の方も参加していました。
2日目も目一杯盛りだくさんのスケジュールで楽しんでもらいます!
わたくしもバスに添乗し、町内の風景や雄武町のあれこれをガイドさせて頂きました。

先ずは、雄武漁業協同組合へ工場見学です。
ホタテ貝の加工の様子を舘山工場長の説明付きで案内してもらいました。
ホタテが貝殻から外され、選別、洗い、トンネルフリーザーとそれぞれの場所でどのようになっているのかがよくわかるので、皆んな真剣に見入っていました。
その次にはマイナス30度の冷凍庫の中へ…今の時期はまだ製品が少ないのですが、年末に向けてどんどん荷物が積み上げられるそうです。
前日の流氷科学センターより低い温度で、しかも上着がありません。鼻で息を吸って鼻の中がピシピシするのも体験してもらいました。

9時から競りが始まるというので、中々見る事の無い魚の競りの様子を市場で見学させてもらえる事になり、向かっている途中で仕事終わりの漁師さん達に会う事が出来ました。

獲れたてのカラフトマス を触らせてもらったり、写真を撮らせてもらったりしました。
漁師さんたちも快く話しを聞いてくれてありがとうございます!

市場には競りを待つカラフトマス が並んでいました。 ピカピカのお魚を珍しそうに見ています。 他にも、カレイやタコやアキアジも並んでいました。 競りが始まるとみんな音を立てず真剣に聞いていました。

漁協見学最後は工場長によるホタテ教室です。
ここでは、プリプリのホタテの試食や雄武町の海の中でどのようにホタテが育っているか、ホタテの年齢は?などのお話をしてもらいました。

普段海産物を食べられない子も、この交流体験に参加して食べられるようになる子もいるそうです。
新鮮なホタテを「美味しい!」と言っておかわりする子もいました。

浜のお仕事の一部を間近に見学して、次は山へ出発します!