ウニ漁真っ最中

4月末から始まったウニ漁ですが、5月に入ってお天気の日も続き、海岸線を走っていると凪の良い水面にウニ漁の舟が点在しているのが見えます。
ウニ漁をすぐそばで見せて頂く機会があり、快晴の日の出岬に行って来ました。
沢木の海は豊かな昆布の森になっていました。高級食材「エゾバフンウニ」ですが、雄武町の美味しい昆布をたくさん食べて美味しいウニが獲れるんですね。
ウニ漁はご覧の様に水中メガネを口で咥えて海中を覗きながら、足で船をコントロールしてタモ網ですくいあげます。
後日、ウニ漁師さんから漁獲風景の動画を提供して頂きました。
海の中の様子がよくわかるおもしろい映像となっています。

合わせて、ウニの加工風景の取材もさせて頂きましたのでご案内致します。
雄武のウニは利尻昆布をたくさん食べて鮮やかなオレンジ色です。
特にエゾバフンウニはウニの中でも特においしいと言われ、濃厚な甘みが特徴ですが一年を通して楽しめるように塩を使って加工したものが多く「ウニの一夜漬け」「塩ウニ」は白いご飯にのせて食べると何杯でもおかわりできる贅沢な逸品として知られています。
生のウニは塩水につけられた形でパッケージされ輸送も楽になったので市場や全国に発送されています。
塩水ウニはこの季節だけ味わえる季節限定の特別な味ですので、漁師さんも浜の奥様達も大忙しです。

皆さまが召し上がっているウニはこの様に漁獲されて加工されています。

取材協力:高橋様、谷平様、村上様、高宮漁業部様
ありがとうございました。