足元から世界を変える【日の出岬deプロギング】

10月に日の出岬を競技会場にしてプロギングが行われました。
プロギングとはゴミ拾いをしながらジョギングをするという意味の造語で海外を中心に盛り上がっている競技です。
雄武町でもプロギング運動会を開催することになり、子ども育成会めだか塾と観光協会が共催して小学生を中心に約50人が参加しました。

企画、協力は海と日本プロジェクトの伊戸川さんとプロギングジャパンの菅原さんです。

子どもチーム、大人チームに分かれてポイントを競います。 最初の競技はバランスチェック 片足を90°に曲げて両手を広げて目を閉じて立ちます。制限時間内に立っていられた人数分チームポイントが入ります。
これが中々の難しさで、大人チームは早くに脱落する人が続出でした。

第2競技はピックリレーです。
2人1組でゴミ袋を持ち、10メートル先に置かれたゴミを拾って次の組に渡すリレーです。
どちらのチームも差がなく接戦でした

第3競技はいよいよゴミ拾いです。
キャンプ場下の浜を会場にして、どちらのチームがたくさんゴミを拾ったか競います。
ルールとして
「拾ったゴミは相手チームの袋に入れる事」
「ゴミを入れる時に【お願いします】と言う事」
「ゴミを入れてもらった側は【ありがとう!】【ナイス!】などポジティブな言葉をかける事」
が決められています。
事前に誰がどのゴミの担当をするのかを決めていましたので、会場では「燃えるゴミの人いますかー!?」
「ペットボトルの人お願いします!」と参加者の積極的な声が聞こえていました。

ゴミを集めながらビンゴもしました。
日の出岬ではペットボトル、空き缶、タバコなどの一列が揃いました。

プロギング競技とは別にラルーナ展望台の周りのクリーン活動も行われました。

集めたゴミを計量すると、子どもチームは22kg、大人チームは20kgでポイント合計で子どもチームが勝利しました。
競技外ですが展望台周りのゴミは約30kgもありました

集めたゴミは合計で約70kg

プロギングジャパンの菅原さんは「みんなが集めてくれたそれぞれ約20kgのゴミ。たった20kgと思うかもしれないけれど、今日みんなは町や地球のために20kgのゴミを集めてくれた事は地球や町にとってはとても大きな数字です。これからも、一人一人が足元のゴミを意識して欲しい」と参加者を労いました。