大漁祈願!〜第3おうむ丸進水〜

雄武漁協のほたて漁船《第3おうむ丸》が新造され、5月2日に安全祈願祭が行われました。

第3おうむ丸は十勝管内広尾町で製造され、5月1日に広尾町を出発しました。
知床をぐるりと回り、2日午前中に雄武町の到着した船は、式典会場となるおうむ漁港へ向かう前に、元稲府漁港では、関係者から贈られた大漁旗で船を飾り付け、午後3時に雄武漁港へ向けて出発しました。

雄武漁港では、関係者の他、久しぶりの新造船の入港と聞いた町の人々が集まり、約150人が第3おうむ丸を出迎えました。

安全祈願祭では、組合長に続き、ホタテ運営委員会委員長、組合理事の他、造船に係る事業者の皆さん、最後には第3おうむ丸の長谷部船長と乗組員の皆さんが柏手を打ち、安全と大漁を祈願しました。
いよいよ見学をしていた町民の皆さんが待っていた餅まきです。
用意されたお餅は3斗(30升分)
第3おうむ丸に関わる、漁業関係者たちが餅を手に取ると、集まった皆さんは歓声を上げながら手を伸ばし、あっという間に餅は無くなりました。

餅まきの後には鏡開きをして、樽酒が振る舞われました。
この後、第3おうむ丸は雄武町でクレーンの取り付けなど細かな準備を行い、5月下旬までには操業に加わる予定です。
ホタテ漁本操業を前に、晴れやかな、おめでたい1日となりました。

当日の様子はYouTubeでもご覧いただけます。

写真提供:平沼様、四辻様、谷平様