昨年は１月１９日に接岸初日を迎えた流氷ですが、今年は２月５日に紋別市が流氷初日宣言をし、雄武町もそろそろ？と思っておりましたが、山間部などの高台からは沖に白い帯が見えていたようで、雄武町も流氷初日を迎えていました。今年は少し遅めの流氷ですが、少し岸に寄って来たのでドローンで撮影してきました。
手前の薄い蓮の葉氷は海水の自然結氷に雪が積もったものですが、波がなく、沖には流氷帯が見えています。流氷には植物プランクトンが豊富に付着しています。春になると植物プランクトンは一気に増殖し、これを餌に動物性プランクトンも増えオホーツク海の漁場を豊かにしてくれますので、今年も雄武町の浜が毛蟹、ホタテ、鮭で賑やかになると良いですね。
オホーツク海のアザラシの中には天敵の少ない流氷の上で子育てをするものもいるそうで、1頭のアザラシ？が動画の32秒あたり、右上の海に小さく写っています。（撮影時はわからず、編集で気づきました）また、オジロワシなどの大型猛禽類、キタキツネなども流氷に乗ってシベリアから北海道東部までやってくるそうです。（オジロワシは高確率で遭遇できます）
流氷を見逃した方は動画でお楽しみください。