楽しみながら町を学ぶ仕事調べ【雄武小学校6年生社会科見学】

雄武小学校6年生32名が、総合的な学習の時間「海の子」で雄武町の仕事を学ぶ社会科見学を行いました。
クラスは10月13日と20日の2班に分かれ、4名から7名のグループでそれぞれが5ヶ所を見学しました。

「雄武町に住んでいる人がどんな仕事をしているのかを調べて、その人々がどんな人で、町にどのような思いを持っているのかを仕事の様子を見学させてもらいながら知る」ことを目的に行われた授業で、見学先は事前にクラスで話し合い「どんな仕事をしている人がいるか」「その中で自分達が調べてみたい仕事は何か」を元に5つの見学先が選定されました。

どの事業所も「子どもたちのためなら!」と快く見学の協力を受けてくれたそうです。

10月13日の様子

日東建設(写真提供:雄武小学校)

重いものを運ぶユニックや高い場所で作業をする高所作業車を実際に動かして、説明をしながら見せてくれる日東建設の皆さん。

雄武消防署(写真提供:雄武小学校)

救急車の作業服に着替えたり、救急車の中を説明してくれた雄武消防署

渡辺牧場(写真提供:雄武小学校)

日々のお仕事の内容や、施設内の見学、牛のお話をしてくれる牧場主の渡辺さん

10月20日の様子

雄武漁港

魚やホタテのお話の他、「漁港に屋根がついているのはなぜか」「雄武町で一番大きな自動販売機はどれでしょう」とクイズをしたり、漁師さんの仕事に必要なロープワークを皆んなで試してみたりと、漁業のお話をしてくれた、指導漁業士の四辻さん

ホテル日の出岬

館内説明や、客室のベッドメイクを体験したり、こだわりの寝具を見せてもらった後には、貸切展望温泉を見学。
交代しながら車椅子入浴の手助けの方法も教えてもらいました。

それぞれに見学や体験をして《おうむの仕事調べ》をした雄武小学校6年生。
今後調べたことを工夫しながらまとめる授業をおこないます。
担任の嶋田先生は「見学を終えて、生徒たちはとても満足そうでした。どこの見学先もお話だけではなく、体験させてくださって、実際に何かをさせてもらえるのはとても貴重な体験で、帰ってきた後に興奮気味に話す子たちを見て本当にありがたいことだと感じました」と感想を教えてくださいました。