オホーツクの春を感じる海明け毛蟹

夜明け前に低くうなるエンジンの音が自宅にいても聞こえる季節になりました。
ホタテの初水揚げの翌日には、オホーツクの春の味覚「毛蟹」が水揚げ初日を迎えました。

昨年、初日にカゴ入れから沖に同行させてもらった第32盛運丸:四辻船長から連絡が入り、水揚げ初日の様子を雄武漁港へ見に行きました。
船上でしっかりと選別された毛蟹がクレーンで上げられていきます。
初日の水揚げとしては4年ぶりに量があったということで市場も次々に入るリフトやトラックが意気揚々と出入りして、カゴを運ぶ乗組員の皆さんの声もはずんでいます。

初日の毛蟹の水揚げは約4トン

宗谷管内の水揚げが好調で、昨年より浜値は下がっているようですが、ここ数年続く不漁で値段が高騰し高級品となってしまったので、このまま好調が続いてもっと気軽に食べられるようになってほしいですね。

雄武町の毛蟹漁は7月まで続きます。

第32 盛運丸:四辻船長が毛蟹初日の漁の様子を動画にしてくれました。
そちらはカゴ投入の様子や、沖の様子を楽しめます。