11月20日はベトナムの教師の日(先生の日)です。11月7日に私も教師としてのチャンスを頂き、稚内しんきん雄武支店合宿会議で「ベトナム人から見た日本」のテーマについて情報を共有したので、講習会の様子を語りたいと思います。
どうして日本はベトナム人にとってそんなに魅力的でしょうか?
優れた技術力と厳しい品質基準を持って、日本人が誇るメイド・イン・ジャパンの製品はベトナム人のみならず、世界中に人気があると思います。また、素材そのもの風味を重視し、新鮮な食材を使い、寿司をはじめ、ヘルシー、かつ安全な日本料理はベトナム人、特に若者に流行しています。2014年にイオンモールがベトナムのホーチミン市で1号店をオープンした時、モール内のフードコートでも寿司が販売され、開店直後に長い行列ができて、1時間も待たないといけなかったことを思い出しました。( ´Д`)y━・~~
現在、インターネットの普及のおかげで世界中からの情報・エンターテインメントが簡単に手に入りますが、私の子供の頃、エンターテインメントは本やテレビを見るしかありませんでした。なので、多くのベトナム人が日本の漫画と子供時代を過ごしたと言えると思います。
漫画の広い影響のおかげで調査の対象者にとって「ドラえもん」「コナン」や「そんごくう」などは始めて聞いた名前ではないのです。しかし、年齢によってコナンやそんごくうを知らない人もいるのですが、年齢と関係なく、90%以上のベトナム人がある人物を知っている、いや、名前を理解しています。この名前はベトナム語化されてベトナム人の生活に馴染んできました。皆さん、誰か推測できますか?
それは「おしん」です。( ✌︎’ω’)✌︎
ベトナムで1994年に『おしん』が放送されました。多分貧しい女の人のイメージが根付いたため、ベトナム語で[osin]は家政婦やお手伝いさんを指す名詞となっています。おしんの由来がわからない人が多いかもしれませんが、上記の意味で通じるため、ベトナム人の会話で「うちはおしんを探している」とか「俺はお前のおしんか?(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」と言う冗談を聞いてもびっくりしないでくださいね。
(^ω^)
Q&Aの時、「雄武町や北海道の魅力はなんですか」の質問を受けました。実は雄武町にきてから、よく聞かれている質問です。
魅力ははじめて体験すること╰(*´︶`*)╯♡や人間関係ができること( ^ω^ )だと思います。
インターネットで旅行について「旅行とは自分が暮らしに飽きたところから他人が暮らしに飽きたところへ行く」と面白い定義を見かけました。雄武町は確かに不便さがまだ多くあるのですが、海外で働き、生活をしてみたい私にとって雄武町での生活は自分の来日の目的とマッチしています。漁業、酪農、山菜についての知識を増やしたり、食材の処理・作り方も身につけたり、多くの人々に出会い、コミュニケーションを取ったりすることなども、私だけではなく、おそらく外国人や都会の生活に慣れている人にとっても、大収穫ではないかと思います。もちろん新鮮で旨い魚介類の魅力は言うまでもないですね。(^ν^)
ベトナムでは11月20日に学校にて記念セレモニーが開かれ、お世話になっている・またはなっていた先生たちに花束や贈り物をします。ベトナムの教師の日を祝して、私が何もできないのですが、今まで色々体験させてくれて、多くのことを教えてくれた皆さんに「ありがとう」の感謝を申し上げます。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆