
こんな歌があったことを知りませんでした。タイトルは「北の岬」歌っているのは、その昔一世を風靡したおニャン子クラブのメンバー城之内早苗さんです。当時のニックネームはお城(おじょう)でした。
この歌がなぜできたのかは作詞をされた高野利昭さんが書かれているブログに詳しくかかれてあります。そこから引用します。
【北の岬について】
かんたんに紹介します。
平成12年、私は雄武の沢木小の3年目だった。
4月、若い先生が来た。音楽に堪能だった。
(昨日、一昨日とお世話になった、Tさん)5月頃、私の住宅で二人で酒を飲んだ。
日の出岬の歌を作るか、となった。
歌詞は私が担当。 曲はT先生。そんなことでスタートし、曲ができたのが6月。歌詞は11月。
歌ってもらうのは、城之内早苗と私の希望で決めていた。
そして、ゼティマというレコード会社にお願いすることになる。
雄武町に支援も。
CDが出来上がったのは、それから、1年半後の平成14年5月。こんな感じです。
このような詩を作ったことはなかったから、大変だった。
2番の歌詞の温もりの灯りを発見したとき、これでやっとできたなと思った。
平成14年(2002年)5月にできあがったとありますので、今から17年ほど前のことです。その年のヒット曲といえば・・・
- H(浜崎あゆみ)
- traveling(宇多田ヒカル)
- ワダツミの木(元ちとせ)
- 大きな古時計(平井堅)
- 君が好き(Mr.Children)
- そうだ!We’re ALIVE(モーニング娘。)
などなど。この時にはまだAKB48は出て来ていません。
そんな中でひっそりと、でも日の出岬を熱い思いで歌った「北の岬」を聴いてみてください。

北の岬
話す言葉 探しながら
北の岬に 聞く波は
霧にかすむ オホーツクの海
ああ 潮風(かぜ)に ふるえてる
ハマナスの花よ
※ ねえ せめておしえておくれ
あの人の心だけは
出来るなら 聴かせておくれ
あの人の唄う 恋の歌 ※
好きと言えず まよいながら
残る夕日に 染まるのは
想い募らせ 未練の花
ああ 祈る オムイの
温もりの 灯りよ
ねえ せめて伝えておくれ
私の 焦がれる想い
出来るなら 届けておくれ
私から唄う 愛の歌
明日の夢を さがしながら
岬ホテルに 見る夢は
いつかあなたの 胸の中で
ああ 日の出岬に
昇る 朝の光よ