いくらすじ子がゆく〜春のほたて稚貝養殖作業見学〜

今年も春のほたて稚貝養殖が始まりました。
コロナの影響で、お手伝いに参加できる人も減っていると伺っています。
今年は沢木定置にお邪魔して、いくらすじ子ちゃんと一緒に様子を見学させてもらいました。

まだ暗い内から出港した船は日の出の頃には、昨年の秋から沖に吊るしておいたホタテの入ったカゴを積んで港に戻ってきました。
沢木定置では1日に2隻の船で合計900本のカゴを沖から上げてきます。

25段に連なったカゴには1段づつに約130枚のほたてが入っています。
女性陣が中心になり【振るい機】に1本づつかけてカゴから稚貝が振るい出されて行きます。

振るい出され、選別されて放流用のカゴが次々と船に積込みされていきます。
今年の春の稚貝は大きさがバラバラだと聞きましたが、放流され、オホーツク海の栄養をたくさん吸収して、漁獲される4年後には大きくなって欲しいです。

いくらすじ子ちゃん作業見学レポート動画