「タオの雄武発見」冬のスポーツ:ブルームボール体験

「4日にブルームボールをやる予定がありますが、タオさんやってみたい?」と聞かれたのをきっかけに、私はブルームボールというスポーツがあると初めて知りました。リンクの上を走り、アイスホッケーと少し似ていると簡単に説明してもらった時、「転んだら大変、無理だなぁ!」と思った反面、せっかく日本、それも北海道に来て、体験しないともったいないからチャレンジしてみたい気持ちの方が強かったです。

元々は小学生の『ブルームボール体験教室』を見学し、夜に大人の試合に出る予定でしたが、小学生黄色チームの人数が足りなかったので、私も一緒に参加することになりました。今考えてみると、夜に行われる大人の試合に出なくて良かったと思います。(^ω^)

防具を着用、ストレッチした後、雄武町ブルームボール協会の方から「ブルーム」と呼ばれる専用のスティックの持ち方とパスやシュートなど基本を学び、少し練習してから、すぐ実戦しました。

向かい合ったプレイヤーのブルームの間に審判がボールを落としてゲームが開始しました。

モコモコして、熊のような27番の私 (/ _ ; )

最初私も含めた全員がまだ怖くて、少し遠慮していたのですが、オレンジのチームにゴールをされてから、スイッチが入った子供たちが相手のゴールを目指し、必死に走り、転んでも直ちに立ち上がり、元気に相手のエリアに踏み込んで、パスして、シュートしていました。初めてやったので、一般的な試合のように「Offense・オフェンス」「Defense・ディフェンス」やゴールキーパーなどがなく、チームごと、全員で一斉に一生懸命ボールに追いかけ、相手のゴールを攻めたり、自分のゴールを守ったりしました。

大人の私も盛り上がった雰囲気に巻き込まれ、あちこち移動しましたが、転ぶ心配をまだ抱えていたので、バランスをとりながら走りました(自分の写真を見た時「ベトナムの鴨の農家さんみたい」と感じました)。それでもたった5分の運動だけですごく疲れましたが、体が暖かくなり、マイナス9°Cの寒さも全く感じられず、楽しかったです。しかしやはり運動不足の私は翌日足も腰も肩も、全身痛くなりました。_:(´ཀ`) ∠):

鴨の農家さんが来たよ!
ベトナムの鴨の農家さん

休憩の時、ブルームボール協会の方にリンクの作り方やリンクの広さから一般的な試合の時間、人数、防具、またブルームボール世界大会まで色々教えてもらいました。

授業が終わって、子供たちと同じ感想で最初は怖かったのですが、やって見たら楽しくて、ブルームボールに少し興味を持つようになりました。私にとって、ノンプロ全員(子供と私、約24人)とプロ(ブルームボール協会―3人)のゲームをした時、プロ選手として腕がたつ協会の皆さんの柔軟な動きやパスの技を実感できて、手を合わせるほど憧れました。最終結果はゼロ対ゼロでしたが、子供と競走したので全力をまだ発揮していないかなと思います。実際の試合はリンクがさらに滑るし、雰囲気も激しいと聞いたので、見に行きたいですが、参加するなら次の日にギクシャクした動作しかできなくて仕事は大変だと思います。( ´ ▽ ` )