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アグリファームのアンガス牛

アンガス牛? 何でしょうか、アンガスって?

正式名称はアバディーン・アンガス(Aberdeen Angus)といいます。原産地はイギリス・スコットランド東部にあるアバディーンシャイア州とアンガス州。そこで飼育されていた牛が世界に広がっていったということです。肉質は柔らかでジューシー、この牛が出回ったことで牛肉料理が煮込み主体からステーキのような火で焼く料理に変わっていったと言われています。アメリカはアンガス牛の一大産地ですが、そちらにはThe American Angus Association(通称AAA)という団体があり、アンガス牛の品質管理や運営を行っているそうです。

さて、雄武町でもこのアンガス牛の飼育が行われているということ。場所は「おうむアグリファーム」です。オホーツク海を一望できる1,400haの広大な牧草地でたくさんの牛を育っているファームとなっています。そして、なぜ雄武町でアンガス牛なのか?それはアンガス牛が寒さに強いということ、また牧草などの粗飼料でも大きく育つ牛だからなのです。

雄武町の牧草地は東京ドーム約2300個分に相当する10,800haもあるので、粗飼料はすべて町内でまかなえます。こういったことが雄武町でアンガス牛が育てられている大きな理由なのです。
アンガス牛を育てているアグリファームについての記事はこちらから。