
○○○祭りー江の島片瀬漁港
【雄武、旭川】雄武町観光協会が、旭川や富良野の飲食店と連携し、5月12、13の両日に神奈川県藤沢市の江の島片瀬漁港で開かれる食のイベントに出店する。昨年10月の台風被害を受けた漁業者を支援しようと、現地の漁協幹部を務める兄と、旭川市内で水産卸会社を営む双子の弟が人の輪をつないだ。漁業者同士のつながりが縁で、雄武町観光協会も流氷が去った「海明け」後の旬の毛ガニなどを販売する。(半藤倫明、川上舞)
江の島片瀬漁協は、台風で定置網が半壊するなど1億円以上の損害を被った。同漁協販売部長の榎本正彦さん(41)は、旭川市で水産卸「丸幸」を経営する弟の幸彦さん(41)と相談。漁協復興に向け、北海道の食材を紹介するイベントの実施を決めた。
雄武町観光協会の理事長で、元雄武漁協組合長の高橋信一さん(85)は、以前から親交があった榎本さん兄弟から「雄武の海の幸を出してほしい」と要請を受け、出店に踏み切った。
イベントは漁港を借り切って開催。雄武町観光協会からは職員3人が現地に赴き、毛ガニやホタテ、タコなどを即売するほか、サケのチャンチャン焼きを実演販売する。旭川市のラーメン店やチーズ工房、富良野市のハンバーガー店など飲食店11店も参加する。
雄武町観光協会の後藤勝事務局長は「雄武の旬の海産物をPRする絶好の機会。ささやかかもしれないが、復興の力になれれば」。幸彦さんは「道北の豊かな食材を本州に紹介する機会を求めていた。食材PRと漁協の復興支援につながれば、願ったりかなったりだ」と話した。
イベントを主催する江の島片瀬漁協は、運営資金や会場整備費をクラウドファンディング(CF)で募集中。13日までに56人から約45万円が集まった。出資者には江の島産の伊勢エビやサザエなどの返礼品を用意している。CFはhttps://camp-fire.jp/projects/view/62114#menuから申し込む。イベントの問い合わせは、江の島片瀬漁港直売所(電)0466・50・6830へ。
記事にあるように今回のイベントはクラウドファンディングで運営資金や会場整備費を一般の方々から募っています。出資者には返礼品もございます。
詳細はこちらのURLから。
https://camp-fire.jp/projects/view/62114#menu
主催する江の島片瀬漁業協同組合様のHPはこちらから。

イベント詳細:みんなの祭り「○○○祭り」
- 2018年5月12日(土)・13日(日)午前9時ー午後3時
- 会場:江の島片瀬漁港
- 出店:江の島片瀬漁業協同組合、雄武漁業協同組合、たい焼きかぐら、魚男、らーめんゑびす家、アブリーノ、日乃出食品工業有限会社、ジャパチーズ、ぷちぷちバーガー、元祖旭川らーめん一蔵、酒のおがわ+more!
- 主催:江の島片瀬漁業協同組合
- 共催:雄武漁業協同組合
- 後援:藤沢市、雄武町、旭川市、北海道上川総合振興局、藤沢市観光協会、NPO法人雄武町観光協会、藤沢商工会議所、旭川商工会議所、旭川信用金庫、かながわ信用金庫、北海道新聞
- 協賛:株式会社丸幸、吉良の店、魚男、まるま食堂、江の島海の家笹舟、第一イン湘南、江の島片瀬藤沢の漁師さんたち、江の島釣り船でいとう丸
- 制作:FMリベール