1700kmの距離を越えて〜武雄市児童交流訪問団〜

平成3年から続く、友好都市《佐賀県武雄市》との児童交流。

コロナ禍で相互交流ができない年もあり、今年度も夏の雄武町からの訪問団は中止となりましたが、2月3日に武雄市児童交流訪問団が来町しました。

今年はファミリー交流はとりやめて、全行程を教育委員会の案内で行うことになりました。

紋別空港へ到着した一行

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紋別空港から、カニ爪や、流氷科学センター見学、ガリンコ号乗船を楽しみました。

2月4日

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沢木小学校と学校交流
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歓迎会の後には雪遊び
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雄武町表敬訪問と交流児童対面式

4日午前中には沢木小学校と学校交流を楽しみました。
歓迎会では、お互いの町の紹介や、沢木太鼓の歓迎演奏。
歓迎会の後には、沢木恒例の雪遊びで、ソリリレーとスノーモービルを楽しみました。
学校交流のあとは町民センターへ移動して、雄武町表敬訪問と、交流児童との対面式です。

雄武町児童と合流した後は、体験メニューも盛りだくさん!
まずは、明日のピザ作りで使うストリングチーズ作りに挑戦しました。
ゴム手を履いて、熱湯にくぐらせたチーズを伸ばしてはたたむ作業に児童たちは夢中

町内見学では、ブルーグラスファームさんで牛舎を見学しました。
肉牛は身近のようですが、乳牛の大きさにびっくりしていました。
武雄図書館もモデルになっている雄武町図書館雄図ぴあでは、本の森や隠し部屋で遊びました。

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会場には武雄のみなさんが作った《アイスハーバリウム》と《紙袋ランタン》も飾られて会場を照らしてくれました

みんなで、ホテルにもどり夕食交流会では、3チームに分かれて食事をしたり、ゲームを楽しみました。

2月5日

翌日5日は、ふたたび栄丘で合流して
「ハマナスチーム」「カッコウチーム」「トドマツチーム」でチーム対抗の雪合戦です。
雪だらけになって遊んだ後には、前日に作ったチーズをたっぷりと使ったピザ作り。
生地はスイーツの里さかえおか特性のもちもちパン生地です。
焼きたてのピザをみんなで食べて昼ごはん。

食事が済んで、いよいよお別れの時です。

豊田教育長からは「みんなが遊んでいる姿を見て、どの子が雄武の子で武雄の子かわからないくらい、仲良く入り混じっていたのがとても嬉しいと同時に、夏に雄武町の子たちを武雄に連れていてあげられなかったのがとても残念。今後もこの友情を大切にして、大人になっても行き来してもらいたいです。今日はさようならではなく《また会おうね》と言ってお別れしよう」と挨拶をもらいました。

バスが出発しても、見えなくなるまでみなさんが手を振っていました。
来年は雄武町から武雄市に交流訪問ができ、ファミリー交流ができることを願っています。