”風呂の日”に合わせて新春のつどい

雄武町では令和4年度の介護予防に関して、厚生労働省職員派遣による支援を受けながら、町内民間団体に参加を呼びかけ、雄武町地域包括支援センターが企画・主催し、高齢者が引きこもりがちな冬のイベントとして【誰でも参加できるつどいの場】をテーマに、入浴送迎バスが運行する日に合わせた《新春のつどい》が1月26日にホテル日の出岬で開催されました。

入浴送迎バスが到着し、来場したお客様はどなたも新春らしく”ハレ”の装い。
イベントは新春らしく、大正琴のミニコンサートで開幕しました。
町社会福祉協議会は「参加する福祉」を目指し、老人クラブ連合会等に働きかけ受付や案内係、百人一首の読み手など事業の担い手を募集しました。

ホテル健康散歩ツアー

会場となったホテル日の出岬では「せっかくなら、健康と結びつけたら面白いのでは?」と支配人がガイドとなって3階客室から6階展望室を歩いて案内する《ホテル健康散歩ツアー》を企画
開業以来そのままの3階客室と、改装したての4階客室を見比べ、改装する際のこだわりなどを案内してもらった後には、6階の展望室へ。
「雄武町に住んでて、お風呂も入りに来てるけど、展望室なんて来た事なかったよ」と言いながら、参加した皆さんは展望室からの風景を撮影していました。

会場の様子

商工会
雄武町商工会
ココカラ
地域活動支援センターココカラ
観光協会
雄武町観光協会

イベント会場では協力団体各ブースがお客様で賑わっています。

・雄武町商工会《特産品の他、カフェうしり特製スイーツ販売》
・地域活動支援センターココカラ《手芸製品の販売》
・雄武町観光協会《オリジナル商品他、雄武珈琲提供》

3
社協ボランティアのサポートで作る節分飾りコーナー
4
節分飾りを仕上げる参加者の皆さん
5
百人一首
6
雄武音頭

その他にも、社会福祉協議会のサポートを受けて、地域活動支援センターココカラと雄武町観光協会が連携して、手作りしたものを持ち帰る事ができる《節分飾り》コーナーや、百人一首、椅子に座りながら出来る《雄武音頭》など、1:30にバスが迎えに来るまで、ゆっくりと楽しんでいたようです。
参加者の皆さんは
「初めてのイベントだからと、クラブのみんなを誘って参加した。」
「普段の活動だとできない事もあったし、みんなでケーキを食べたり、別の地区の人たちとも交流が出来る良い場所だと思う。」と嬉しそうでした。

雄武町地域包括支援センターでは
「約50人以上が参加してくれた」とし、こんなに参加してくれるとは正直思っていなかったようで、継続していけるイベントにしたいと考えているそうです。