三年間の成果を発表《雄武中学校ふるさと学習》

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雄武中学校でふるさと学習発表会が12月16日に行われました。
3年生代表者6名により、1年生の時から学習してきたまとめの発表で、雄武町役場と観光協会が来賓として招かれました。
1年生では町の調査、2年生では宿泊研修で訪れた当麻町と雄武町との比較を行ってきました。

6名の代表者はそれぞれに「新しい食の開発」「冬のアクティビティー施設」「自然を活用した観光」「人口問題」「子育て支援」「雄武町と和牛」をテーマとして取り上げ、モニターを活用しながら、打開策などを提案しました。

3年間、雄武町のことを調べ、雄武町のためにどうしたら良いかを考えて学習してくれた事は、どの発表を聞いていても感動するものでした。

最後に、来賓として発表を聞いていた、雄武町役場産業振興課の福田さんは「どの発表も的確に町の課題を捉えてくれていました。特に酪農は今はとても大変な時代ですので、面白い提案が聞けたと思っています。他にも、食の開発や季節や自然を活用したアクティビティーなど、活発な意見が聞けました。皆さんの意見を活用できるように、今後の雄武町も頑張らなくてはと思っています」と講評をしました。

雄武中学校、大崎校長先生も「どの生徒たちもよく考え、よく調べてくれていました。今後、どこの高校へ行く、どこの町で就職する、雄武町に残らない選択をする子も多いと思うが、それで良いと思う。外へ出て、自分が育った町の良いところや、課題がさらに見えると思う。それをどこにいても、雄武町のために活用できる人になってほしい」と感想を聞かせてくださいました。