秋刀魚に沸く雄武漁港

十数年前には、この季節の風物詩といえば夜に沖に浮かぶ秋刀魚漁の漁火でした。
漁船には専用のライトが取り付けられ、夜空に反射するサーチライトの思い出を懐かしく思う方も多いことでしょう。
「サンマ来たかい?」「来ないね・・・」という会話と共に、いつの日か漁火も見なくなって久しい雄武町ですが「港がサンマで大変なことになってるよ!」と連絡が入ったのが11月5日の午後。

早速、夜の港にライトを持って様子を見に行ってきました。

船揚げ場でライトを当てると一斉に光に反応して跳ねる様子を見ることが出来ました。

翌日は日曜日で、噂を聞きつけた町内外の皆さんがサンマ釣りに押し寄せました。
初心者でも釣り糸を垂らせば食いつく「入れ食い」状態で、1時間ほどで箱いっぱいになるほどの釣果に、釣り人たちも顔がゆるみっぱなしです。
地元漁師の皆さんも家族で釣りを楽しんでおられました
「前に一度入った事はあるけど、打ち上げられて終わった。こんなに皆んなで釣りが出来るほど回遊しているのは初めて」とのことでした。

タオさんも初挑戦で、中々の良いサイズを釣り上げました。

2日間、お天気もよくサンマに沸いた雄武漁港をユーチューブにアップしました。
空撮動画提供は32seiwn四辻さんです。

漁業関係者は「あと数日は回遊していると思う。平日は船も稼働するし、駐車やゴミなどマナーを守ってほしい」と話してくれました。