OUMUの不思議発見!「四角い太陽」&「サンピラー」

 キタキツネの足跡をたどり、雪の小山となった防波堤に上がると、不思議な太陽が浮かんでいました。生涯、初めてのワンダーな自然との遭遇に、立て続けに2回も恵まれたのです。

「四角い太陽」は2022年元日、初日の出、サンピラー(太陽柱)は1月23日(日)サンライズ。

 恐縮ですが日記より…

 雄武4年目にして初日の出を遥拝できた。マイナス14度と冷え込んではいたが、目覚めて6時過ぎ、重装備で海辺に向かった。公園は積雪で長靴ぎりぎりまでぬかったが、何とか切り抜けて浜へ…雲の大軍が控えて、初日の出は無理かなと半信半疑、抜からないようにキタキツネの足跡を辿っていくと、雲の切れ間の先に四角い陽が浮かび始めていた。写真では見ていたが、リアル「四角い太陽」に遭遇…
 初日に温められながら暫し黙想、新たな光のエネルギーを戴き、いのちを腑活されるような生きものの歓びに満たされる。見てならぬもの太陽、無くてならぬもの太陽、久々のサンライズ邂逅となった。…

 スマホ撮影のため不鮮明、しばらく見とれてから撮ったので形が刻々と変化して行きました。

「四角い太陽」は空気の温度差で見える蜃気楼現象といわれ、別海町が有名です。楕円形やハート形、壺型になる変形太陽など様々だそうです。(見られる確率はシーズンの1月~2月でも5%ほどらしい…)

 次の写真は、元日の日の出岬のカットで丸い太陽。私は北日の出町の浜からで微妙な角度と時間差で四角に見え、まさに蜃気楼だったのかも知れません。

 1月23日も気象庁のデータによりますと、マイナス14.3度、やはりキタキツネの足跡に導かれての遭遇でした。ちなみに「サンピラー」は大気光学現象の一種で、日の出または日没時に特に寒冷地で見られる珍しい現象といわれ、隣の名寄市が知られています、太陽の光のアート、息を呑むような光芒のドラマに感動です。

 冬期以外は日の出散歩で体内時計を調整し、ビタミンDを補給していのちを養い、今のところはお蔭さまで薬いらずの自然治癒力信奉者です。

幸運をもたらすともされる大気現象に出会い、パンデミックの明けることを願ってやみません。身近な、無くてはならないものの大切さを思い知らされる日々ですが、体に栄養、心に休養も無くてはならないものです。流氷を眺めながら天然温泉の露天風呂…「うまいもん」と、天然の日の出の町雄武をぜひお訪ねください。