先日中山間施設でJA女性部チーズ作りの活動があり、私と観光協会職員が参加させていただきました。今回モッツァレラと簡単に手で裂くことができるストリングチーズを作ると言われて、以前家で酢とオンラインで購入した低温殺菌の牛乳からモッツァレラチーズを作ってみたことがありますが、ストリングチーズはなかなかできなかったので、今回のチーズ作りを楽しみにしていました。
当日J A女性部の皆さんが自宅からの生乳を中山間施設に持ち寄り、レンネットという凝乳酵素を使って、チーズを作りました。
- 生乳とレンネットを鍋や容器に入れ、温度調整を工夫する
- 固まった牛乳(この状態をカードと言います)を細かく割り、出てきた水分を取り出す
- 伸び方を確認する
- 水分を抜いたカードを熱湯に入れ、何回も練る
- チーズの形を整える
モッツァレアチーズの成形
ストリングチーズはより手間がかかりました。最初に作ったモッツァレアを熱湯につけて、少し柔らかくなってから、伸ばしたり、折ったりする作業を20回ぐらい繰り返すと、チーズに繊維ができて、また弾力もあり、歯ごたえのストリングチーズとなりました。ゴム手袋を使っても、お湯の熱さを感じたので、みんなは「あっつい、あっつい」と声を出しながらチーズを伸ばして、楽しかったです。
最後にできたチーズを冷たい塩水に入れ、約15分浸し、味をつけました。
チーズ作りの合間、「豚の肌」というベトナムのお菓子も一緒に作りました。
多くの層が重なって、豚の皮膚みたいに見えるので、「豚の肌」と呼ばれています。
タピオカ粉を使うため、歯ごたえのあるお菓子です。皆さんも作ってみたらどうでしょうか?
レシピをこちらでご覧ください。
必ずしもレシピに書いてあるパンダンリーブのエスセンスと緑豆を使用することなく、自分が好きな味・色を自由に使っても構いませんので、色々試してみてくださいね。タピオカ粉の代わりに片栗粉を使ってもいいですが、米粉との割合の調整は必要です。
今回の活動のおかげで、チーズの作り方、またお昼の時にJ A女性部の皆さんから色々話を聞かせていただいたので、今後の他の活動も見学させてもらいたいと思いました。