10月24日、緊急事態宣言で延期になっていた、雄武町子ども育成会主催の秋季めだか塾が開催されました。
小学校一年生から六年生まで10名の子どもたちがお父さんやお母さんと一緒に参加して、雄武町の秋の味覚「アキアジ(秋鮭)」をみんなで料理します。
子ども達が危なくないように、魚のおじさん(子ども育成会会長:四辻さん)が魚の説明や「このヒレの名前わかる人〜?」など、クイズを出しながら、三枚におろしていきます。
一緒に見ている、お父さんお母さんにも、簡単に魚をさばくコツなどを教えてくれました。
お腹を割くと立派な白子が出てきました。子ども達に「このお魚は、男の子、女の子、どちらかわかる人?」と聞いてみると・・・「女の子!!!!」と返ってきました。
大人達の「わー大きなシラコだね」という話を聞いて、女の子の名前だと思ったようです。
初めて参加した一年生の男の子は、生のお魚に触るのも初めてです。
お父さんにお手伝いしてもらいながら、頑張って切り分けました。
切り分けた鮭は子どもたちがムニエルに、鮭のアラはお母さん達がおみそ汁を作ります。
「ウチのママこんなに熱いのいっつも作ってるの?」と飛び跳ねる油にドキドキしながら、鮭を焼いてムニエルが完成しました。
獲れたての鮭で作った、鮭尽くしのお昼ご飯です。
ムニエルは上手に焼き上がっていて、ふんわりプリプリ。
お母さんたちが作ってくれた鮭汁は、頭から、骨までたっぷり入って、鮭の旨味がしっかり出ています。
初参加の一年生も最初は緊張していましたが、自分が作った料理を「美味しいねー」「たくさん出来たね」と皆んなで食べる事が嬉しかったようで、最後は「また、次も来たい!」と飛び跳ねながら喜んでいました。
「参加した子ども達が、雄武町で経験したこの思い出を、どこかで自分の子ども達に繋げてくれたら良い」と会長の四辻さんの言葉です。
コロナ禍で中止になった行事も多い中で、少人数でも開催できた事を喜んでいました。
めだか塾は町内の小学生から中学生を対象にして年間4回開催予定です。
次回も楽しみですね!