地元食材を使って調理実習

雄武高等学校3年生の選択授業《生活教養》では、道の駅おうむで食パン販売や観光協会の体験プランでも人気の【スィーツの里さかえおか】から講師を迎えて、地元食材を使った調理実習が行われました。
パン作りは捏ねや発酵に時間がかかるため、1次発酵まで講師のお二人が事前準備し、授業は成形から始まりました。
今回は講師のお二人も何度も試しに作ったという「韃靼蕎麦粉入り雄武パン」と雄武産のホタテを具材に惣菜パンなどを作りました。

1次発酵が終わり、小分けにされた生地を「ガス抜き、伸ばし、形にする」作業を講師の先生を真似しながら一緒にやっていきます。
生地は同じですが、形がそれぞれ細長くなったり、太くなったり、自分の物と友達を比べて盛り上がっていました。

焼く前のベンチタイムが終わり、たまごを塗り、飾り切りが出来たら、いよいよオーブンで焼き上げます。
少しづつ色が付いて、焼き上がっていく様子を「うわっ!膨らんでる!」とガラス越しに観察している子もいました。
オーブンを開けると調理室に拡がる焼き立てパンの香りに全員、大興奮です。

サンドイッチは野菜やコロッケ、惣菜パンはホタテの他にベーコンを包んだ物も出来上がりました。
職員室に差し入れをし大好評だったようです。

調理実習をした生徒の皆さんからは
「最初の工程からやりたかった」
「パン生地自体が美味しいので何でも合いそう」
「次は自分たちで考えた具材を入れてみたい」
などの感想が聞こえてきました。
地元で採れた物を使って、調理実習をする事で、地元を知る。とても良い機会になったのではないでしょうか。