雄武高校 《理科×家庭科》教科コラボ授業

町民講師を迎えた食育授業など、面白い取り組みにチャレンジしている雄武高等学校で、教科の垣根を越えたコラボレーション授業が行われました。

家庭基礎の調理実習で、発酵の仕組みを化学的観点からも理解しようと、調理前に化学の先生によるモニター授業が開かれ「どうしてパンはふっくら焼けると思う?」「身近な発酵食品は何?」など先生からの問いかけに、積極的に答える声が教室に響きます。

パンが発酵するためにはイースト菌と一生懸命にこねる事がポイントだと学習して、発酵の仕組みを元に先生が名付けた、パンがふっくら焼ける為の名前【弾力ねちょねちょ】を目指して、いざ調理開始です。パン作りは初めてという2年生。
各班ごとに生地をこねる方法もパンの形も個性豊かでした。

パンの発酵を待つ間にクリームシチューも調理しました。パンにぴったりの味付けです。

美味しそうに焼き上がりました。

上手に発酵がすすんだ証拠に、どのパンもふかふかに出来上がったようで、各テーブルから「わー!かわいい!」「ふわふわ!美味しいね!」と感激した声があがっていました。

初めての試みだったコラボ授業は大成功だったようです。
別の日には1年生の家庭科×理科コラボ授業が行われて、お肉が柔らかくなる仕組みや野菜が漬物になる仕組みを調理しながら学んだそうです。
こちらは雄武高等学校HPで授業風景が紹介されていますので、ぜひそちらもご覧くださいませ。