獲れたての地元食材をご提供〜ホテル日の出岬《雄武漁協仲買人権利取得》〜

本格的に秋を迎えている雄武町。
雄武町の秋の味覚の一つといえば地元民がアキアジと呼ぶ《秋鮭》

初水揚げ風景を先日の記事と動画でお伝えしましたが、ブランド鮭の『雄宝』『めじか』の水揚げも本格的に始まり、低気圧の影響で週末から水揚げがストップしていたので、今朝は2回にわけて網おこしするほどの量だったと聞いています。

今年、ホテル日の出岬では「獲れたての地元食材をお客様にご提供したい」と雄武漁協仲買人の権利を取得しました。
今回、初入札の情報を聞きつけ、朝の仕入れに同行させていただきました。

仲買には「入札」と「競り」があり、秋鮭は事前に入札をしますので、ホテルがある沢木地区の漁港に仕入れに行きます。
入港時間は7:30予定
大きなタモ網で船から水揚げされ、おかみさん達が総出で選別を行っていました。

漁師経験のあるホテルスタッフが中心となり、鮭の選別方法や見分け方などを調理スタッフ達に伝授している場面もありました。

約1時間の水揚げ作業が終わり、ホテルが入札していたカゴが目の前に。
丸の中に岬(入札用の屋号)が書かれた紙が鮭のカゴに貼られています。
中々、型の良い鮭を仕入れる事ができたようです。

秋鮭漁は11月中旬まで行われるので、ホテルでは定期的に仕入れをし、その日の内に料理長が捌いて特製の塩漬けに加工しご宿泊のお客様にご提供。
特製塩サケは主に朝食の焼き魚に、アラは三平汁にと宿泊のお客様から大変ご好評いただいているとの事です。

10月からは底建網漁が始まるので、次回は旬の魚を競りで仕入れていく予定との事で、ご宿泊料理や宴会などで雄武町の獲れたての食材を存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。