雄武町季節の風物詩〜春のホタテ稚貝養殖〜

雄武町のホタテ漁の土台を大きく支える稚貝養殖。
昨年は春に雄武漁港、秋に沢木漁港におじゃまして取材させて頂きましたので、今年は幌内と魚田の雄武町北側2つの漁港を見学させてもらおうと予定しています。

5月15日から始まった春の稚貝養殖
あいにく、数日の時化(シケ)で開始早々中止の日が続きましたが5月19日、夜中1:30「船出ました」との連絡が入り入港時間に合わせて幌内へ取材に行ってきました。

今年は新型コロナウイルスの影響で地方の船もバイト募集の広告を出すほど来れる人が減っているとニュースでも見ましたが雄武町でもやはり影響があったようです。
どうしても籠ほろいの作業では隣どうしが近くなるので入港前に陸(おか)を仕切る奥様たちがマスクを配るなどして配慮している様子が見られました。

第一次産業が盛んな雄武町はコロナとは関係なく季節の仕事をこなしていかなければならないので、このホタテも無事に大きくなって4年後の食卓を賑わせて欲しいです。

幌内鮭定置共同のみなさま、ありがとうございました!

2020年 春のホタテ稚貝養殖 幌内

Okhotsk fisherman Photography 提供

いつもご協力くださる頼れる浜の親方、第32盛運丸船長 四辻さんから今年の東豊漁業部の動画を提供して頂きました。
漁師の四辻さんならではの視点で撮られた迫力ある動画もお楽しみください!

船上からオホーツクの漁を撮影して楽しませてくれる四辻さんのYouTubeチャンネルはこちら→32seiwn