沢木小学校開校120周年〜とわの鼓動を響かせ未来へ〜

海には遅れてきた流氷が岸まで迫り、連日の雪と曇り空がすっかりと晴れあがった青空の下 沢木小学校開校120周年の記念式典が厳かに執り行われました

一次産業の盛んな沢木地区。
授業でも農業や漁業の体験授業を取り入れている学校ですが、そんな沢木地区ならではの結束力の強さで、総勢100名を超える人達が参加し、村上龍二PTA会長を中心に卒業生や地域の皆さんが会場や式典進行をしっかりと支えていました。

周年事業関係功労者として3名の歴代校長と11名の歴代PTA会長への感謝状を贈呈。
御祝辞は雄武町長と雄武町議会議長から頂戴しました。

アトラクションでは卒業生有志による「沢木太鼓」が披露されました。
この日の為に現役PTAの皆さんが声をかけ練習をした成果のお披露目です。

当時より何十倍も大きくなった体で叩く沢木太鼓はお腹に響く迫力でした。

小学生達による器楽演奏と合唱も披露され、透き通る声に聴き入ってしまいました。

式典の結びには2000年の開校100周年の時に埋められたタイムカプセルのお披露目です。

その時代に小学生だった子たちがそれぞれ入れた物、授業で書いた絵や文集など、20年埋まっていたと思えないほど綺麗な状態でした。

今では27才から32才になった当時の小学生達が自分たちの入れたタイムカプセルの中身を確認。
「俺、こんなの書いたかな・・・」
「オモチャばっかり!」
「覚えてる!誰々と一緒に入れた!」

中には「120周年で飲みましょう」とかかれたウィスキーも・・・
地域の大先輩達が乾杯するぞと盛り上がっていました。

最後は現役小学生を中心に元小学生の地域のみなさんで集合写真です。

この度は開校120周年誠におめでとうございました。

次の世代にも伝統が受け継がれ130周年140周年と続いてゆきますようにお祈り申し上げます。