流氷の鳴き声遠く、旬を食する仲間たち

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オホーツク、雄武の海に面した牧場の雪原にも、流氷が迫ってきました。漁船を上架して手持ち無沙汰の漁師さんと仲間たちは、憩いのひと時、鍋料理を楽しみます。

この時期の旬、マツモ(松穂・マツボ)、やわらかいのにシャキシャキした何ともいえない食感がたまりません。湯通しすると褐色から鮮やかな緑色に変わり、松の葉を放ったようです。余り出回らず高級料亭のお吸い物として食通の方に人気があるそうです。ちなみにカロテンが海苔の10倍とか。

流氷を眺めやる馬のやさしい瞳に、厳冬を耐え忍ぶ、力強いいのちが光っていました。

この季節、道の駅おうむの管理人さんは、展望ホールから流氷の変化を眺めるのが楽しみだそうです。流氷の到来を眺めながら湯ったりと日の出岬の天然温泉に浸り、いのちを温める・・・ぜひ、雄武町へお越しください。

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牧場で飼育されている道産子
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沢木のおにしからの流氷
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まつぼとお持ちのお吸い物
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道の駅の展望台から流氷を眺める