北海道の各地の海で漁獲されるウニ。種類は「蝦夷馬糞雲丹」で殻はまんじゅう型で棘が短め、色は一定ではありません。最近はウニの数も減ってきており、希少な高級食材になってきています。

同じウニでも各地の海でウニの味も変わってくるといいます。ウニは雑食でなんでも食べます。特に昆布を餌に育ったウニは味が抜群だと言われています。雄武前浜の海は良質の利尻昆布がたくさん育つ海として有名です。その利尻昆布をたくさん食べて育ったウニの身は鮮やかなオレンジ色で濃厚な味です。特にエゾバフンウニはウニの中でも極上品として市場で取引されています。

ウニは傷みやすいので塩を使って加工したものが多いです。「ウニの一夜漬け」「塩ウニ」は白いご飯にのせて食べると何杯でもおかわりできるうまさです。

保存ができない”生のウニ”は塩水と一緒にパックにして販売しています。ウニ漁この時期だけの限定品ですのが、時化(しけ)などで出船できず店頭に無い場合もあります。ウニを目当てに雄武町に来られる方はホームページで紹介しているお店に確認することをオススメします。

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沢木日の出岬の海でのウニ漁(2017年観光協会フォトコンテスト作品)