楽しくできる健康運動

5月31日(火)に教育委員会と役場保健福祉課主催の「楽しくできる健康運動〜雄武町転倒防止教室」が開催されると連絡をいただいたので、後藤と佐藤で取材におうかがいしました。 指導は北見市からいらしたフィットネスインストラクターの鷲美幸先生です。会場には20名ほどの参会者の方が少し緊張した面持ちで始まるのを待っています。鷲先生はよく通る声でみなさんをリラックスさせる言葉を投げかけています。おそらくよくお勉強なさって数多くの指導をしておられるのでしょう。 さて、ここからは観光協会後藤局長の参加体験記です。 5月31日(火)9時30分からホテル日の出岬で雄武町が主催する「転倒予防」のイベントが開催されることを知り取材に行ってきました。北見市にある「えむえむ」のエアロビクスインストラクタ-鷲美幸さんが講師を務めました。鷲さんの指導はわかりやすく、ユーモアもあり、参加した約20名の方も楽しみながら体を動かしてしました。 私も途中まで参加させていただきましたが、手足を同時に動かしたり、左右逆の動きを行うとこは、簡単なようですが、実際に行ってみると結構難しかったです。今回は高齢者の方を対象としたイベントでしたが、もう少し若い方が参加しても良いと思います。 日本の平均寿命は伸びても、健康寿命はそれ程伸びていないそうです。転倒してしまうと、それだけで寝たきりになることもあります。体を動かすことが重要であることを再認識させられました。 後藤局長も書かれている通り健康寿命というのがとても大切です。長野県は長寿日本一で有名です。1990年からずっと平均寿命全国1位をキープしています。平均寿命が男性は80.88歳、女性は87.18歳で、男女ともに全国1位(2010年調査)。これはすごい数字ですね。しかし、一昔前は長野県も脳卒中をはじめとする血管系疾患がとても多い地域でした。理由は簡単。内陸のため魚や肉を味噌や塩で保存し調理するのが一般的だったからですね。野沢菜で有名な漬物も塩辛い。それによって高血圧が引き起こされて心臓や脳の疾患につながっていたわけです。 それを県全体で改めるように変えていった結果が長寿日本一。健康寿命が高いというのも高齢者の就業率が全国トップ、ボランティア活動の参加率が高いのも健康寿命が支えていると考えられます。こういった健康は一朝一夕に得られるものではなく生活習慣が大切だということです。積極的に体を動かす。1日何回かは大笑いする。塩分控えめで野菜中心の食事を心がける。みなさん、頭の中では理解はしているのですが、なかなか実行するのは難しいかもしれませんね。 けど、できることからやってみましょう。そうすると「できた!」ということで自信が芽生えまた違うことにチャレンジする気持ちが沸き起こってきます。そうです。正の連鎖です。前向きにできることから始めてみる。今回のイベントがそのきっかけになればいいなと強く思いました。 次回は7月に開催されるそうです。興味がある方は雄武町教育委員会までお問い合わせください。(0158-84-4240)

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